腰椎椎間板ヘルニアの症状とは?原因や治療法も解説
こんなお悩みありませんか?
- 病院でもらった薬を飲んでいるけどよくならない
- リハビリ、電気治療を受けているけどよくならない
- 鍼灸や整体に通ってみたけどよくならない
- 痛みやシビレが出てきてつらい
- 寝ていても痛みで目が覚める
- 整形外科で「もう手術しかない」と言われて悩んでいる
腰椎椎間板ヘルニアってどんな症状?
1,腰痛
腰椎椎間板ヘルニアの最も一般的な症状は、腰部に痛みや不快感が現れることです。
この痛みはしばしば突然発生し、腰のある部位に焦点が当たります。
2,放散痛
椎間板が圧迫されることで、腰から下肢にかけての放散痛やしびれが生じることがあります。
これは腰椎の神経が圧迫されることによるもので、坐骨神経痛と呼ばれることがあります。
3,腰部の痺れ
椎間板ヘルニアによって神経が圧迫されると、腰から下肢にかけての痺れや麻痺が生じることがあります。
特に足や脚の一部分に痺れが現れることがよくあります。
4,腰椎の動かしにくさ
腰椎椎間板ヘルニアによって、腰部の可動域が制限されたり、特定の動作をすることが難しくなることがあります。
例えば、前屈みや曲がりにくいと感じることがあります。
5,夜間痛や悪化
腰椎椎間板ヘルニアによる痛みは、特に夜間や長時間の静止状態後に悪化することがあります。
横になることや、特定の姿勢での長時間の静止が症状を悪化させる場合があります。
6,排尿や排便の問題
腰椎椎間板ヘルニアが進行すると、尿失禁や排便障害などの排尿や排便の問題が生じることがあります。
これは神経の圧迫によって生じる可能性があります。
これらの症状は、個々の症例によって異なる場合があります。
また、症状の程度や範囲も患者によって異なりますので、必要に応じて医師に相談することが重要です。
腰椎椎間板ヘルニアの原因とは?
原因
1.椎間板の変性
椎間板は、加齢や長期間の負荷によって変性することがあります。この変性によって、椎間板が薄くなり、弾力性が低下します。その結果、椎間板が圧迫され、ヘルニアが生じる可能性が高まります。
2.外傷や怪我
転倒や交通事故、スポーツ中の怪我など外部からの衝撃や負荷が、椎間板に影響を与えることがあります。急激な圧力やねじれによって、椎間板が損傷し、ヘルニアが引き起こされる可能性があります。
3.姿勢の悪化
長時間の不適切な姿勢や姿勢の変化が、腰椎椎間板に負担をかけることがあります。特に長時間の座位や前かがみの姿勢が続く場合、椎間板に圧力がかかり、ヘルニアが発生するリスクが高まります。
リスク要因
1.加齢
年齢の増加に伴い、椎間板や椎骨の組織が変性し、柔軟性が低下します。加齢によって、椎間板ヘルニアのリスクが高まる傾向があります。
2.過度の負荷や運動不足
過度の負荷や運動不足によって、腰部の筋肉や椎間板に十分な血液循環が行われず、椎間板の健康が損なわれる可能性があります。これによって、椎間板ヘルニアのリスクが増加します。
3.肥満
過体重や肥満は、腰椎への負荷を増加させ、椎間板に圧力をかけることがあります。肥満の人々は、椎間板ヘルニアの発症リスクが高まる傾向があります。
4.遺伝的要因
遺伝的な要因も腰椎椎間板ヘルニアの発症に関与する可能性があります。家族歴によって、ヘルニアのリスクが高まることがあります。
腰椎椎間板ヘルニアの診断
身体検査
医師は、患者の症状や痛みの場所を詳しく聞き取ります。また、患者の姿勢や歩行、脊柱の動きなどを観察します。特定の動作や圧迫テストを行うことで、椎間板ヘルニアの可能性を評価します。
画像検査
- MRI(磁気共鳴画像法): MRIは、腰椎椎間板ヘルニアを診断するために最も一般的に使用される画像検査法です。MRIでは、脊椎の断層像が作成され、椎間板や神経根の圧迫やヘルニアの位置、大きさ、状態などが詳細に観察できます。
- CTスキャン(コンピュータ断層撮影): MRIと同様に、CTスキャンも椎間板ヘルニアを診断するために使用されます。CTスキャンは、腰椎の詳細な断層像を提供し、椎間板ヘルニアの形状や周囲の組織との関係を評価するのに役立ちます。
神経学的評価
神経学的評価では、神経学的な異常や機能障害を評価します。腱反射の評価や感覚検査、筋力テストなどが行われ、患者の神経学的な状態が評価されます。特定の神経学的所見がある場合、それは腰椎椎間板ヘルニアの診断を補強することができます。
これらの診断方法は、医師が患者の症状や身体状態を総合的に評価し、腰椎椎間板ヘルニアの診断を行う際に使用されます。正確な診断を行うことで、適切な治療や管理計画を立てることが可能となります。
治療法と管理
保存的治療法
- 安静療法: 痛みが酷い場合、一時的に安静にして患部を休めることが推奨されます。寝たきりにならないよう、適度な休息と動作の制限が重要です。
- 物理療法: 熱湿布、氷湿布、電気療法、超音波療法などの物理療法が症状の緩和に役立ちます。また、ストレッチや筋力トレーニングなどのエクササイズも椎間板の強化や筋肉の強化に役立ちます。
- 薬物療法: 鎮痛剤(非ステロイド性抗炎症薬や鎮痛薬)、筋弛緩剤、ステロイド剤などが処方されることがあります。これらの薬物は痛みや炎症の軽減に効果があります。
- 注射療法: 痛みや炎症を軽減するために、脊椎注射や硬膜外注射、椎間板内注射などが行われることがあります。
手術的治療法
- 椎間板摘出術(椎間板切除術): 椎間板ヘルニアが神経根や脊髄に圧迫をかけている場合、神経の圧迫を解除するために椎間板の一部または全部を摘出する手術が行われることがあります。
- 椎間板置換術: 椎間板を摘出した後、人工の椎間板を挿入する手術です。椎間板を保持しつつ、椎間板ヘルニアの症状を改善します。
- 椎間板固定術: 椎間板の安定性を確保するため、椎間板間のスペースを維持するための手術です。椎間板ヘルニアによって脊椎が不安定になっている場合に行われます。
治療法は患者の症状や病態、一般的な健康状態によって異なります。医師の指示に従い、適切な治療法を選択することが重要です。また、保存的治療法と手術的治療法の組み合わせが行われることもあります。
腰椎椎間板ヘルニアの予防法は?
腰椎椎間板ヘルニアの予防策には、以下のような健康的な生活習慣や注意すべき行動があります。
1.正しい姿勢の維持
長時間の不適切な姿勢や姿勢の変化が腰椎に負荷をかけることがあります。正しい座り方や立ち方、重いものを持ち上げる際の姿勢を維持し、腰椎に過度の圧力をかけないように心がけましょう。
2.適度な運動
適度な運動や筋力トレーニングは、腰椎の筋肉や椎間板の強化に役立ちます。適切な運動療法やストレッチを取り入れ、腰椎の柔軟性を保ち、姿勢を改善します。
3.体重管理
過体重や肥満は、腰椎に過度の負荷をかけることがあります。健康的な体重を維持するために、バランスの取れた食事や定期的な運動を行いましょう。
4.適切な物の持ち方と持ち運び方
重い物を持ち上げる際には、腰ではなく脚の筋肉を使って持ち上げるよう心がけましょう。また、重い荷物を持ち運ぶ際には、適切なバックパックやカートを使用し、背中や腰に負担がかからないようにします。
5.禁煙
喫煙は血液循環を悪化させ、椎間板の健康を損なう可能性があります。禁煙することで、腰椎の健康を保つことができます。
6.ストレス管理
長期間のストレスは筋肉の緊張や姿勢の悪化を引き起こし、腰椎に負担をかけることがあります。ストレスを適切に管理し、リラックスする時間を持つことが重要です。
以上の予防策を実践することで、腰椎椎間板ヘルニアのリスクを軽減し、腰椎の健康を維持することができます。
よくある質問(FAQ)
Q: 腰椎椎間板ヘルニアは運動をすると悪化しますか?
A:適切な運動は腰椎椎間板ヘルニアの管理に役立ちますが、間違った運動方法や重い負荷をかける運動は症状を悪化させる可能性があります。
医師や理学療法士の指導のもと、適切な運動プログラムを選択しましょう。
Q: 腰椎椎間板ヘルニアは自然に治ることがありますか?
A:腰椎椎間板ヘルニアは自然に改善する場合もありますが、それぞれの症状や患者の状態によって異なります。
適切な治療や管理計画を行うことで、症状の軽減や回復を促すことができます。
Q: 腰椎椎間板ヘルニアの手術は必要ですか?
A:手術が必要かどうかは、症状の程度や患者の状態によって異なります。
保存的治療法が効果的であれば手術は回避されることがありますが、神経症状が重度で日常生活に支障が出る場合は手術が必要となることがあります。
Q: 腰椎椎間板ヘルニアを持っていても仕事は続けられますか?
A:腰椎椎間板ヘルニアの症状や重症度によって異なりますが、多くの場合、軽度の症状であれば仕事を続けることが可能です。
しかし、重度の症状や仕事に影響を及ぼす場合は、医師や雇用主と相談し、適切な対応を検討しましょう。
Q: 腰椎椎間板ヘルニアの予防方法はありますか?
A:予防策については、適度な運動、正しい姿勢の維持、体重管理、禁煙などが重要です。
日常生活での適切な姿勢や動作を心がけ、腰椎への負荷を軽減することが予防につながります。
なぜ当院で改善されるのか
「神経系モビライゼーション」で症状改善
腰椎椎間板ヘルニアの代表的な症状である慢性的な腰痛や足の痛み、痺れ。
このような症状に対して当院では理学療法の考え方である「神経系モビライゼーション」を基にした神経系ストレッチを行うことで症状を改善していきます。
腰の痛みの原因はお腹にある!?
慢性的な腰痛がある方は、「腹壁攣縮」といって必ず腰側ではなく、お腹側に硬くなっている場所があります。そしてこのお腹側の硬さが慢性的な腰の痛みの原因になります。
簡単に説明すると、お腹側が硬くなり、縮こまったままになると、お腹周りにある神経は本来ある場所からずれたままになります。 そしてお腹周りの神経とつながっている腰側の神経も引っ張られることで、腰側の神経が刺激を受けやすくなり、腰に痛みが出ます。 このお腹側の硬さを取りつつ、神経を移動させるようなストレッチを行うことで慢性的な腰痛が改善していきます。
また、ヘルニアによる足の痛みやしびれなどの坐骨神経症状も腰の骨から出ている「坐骨神経」自体をストレッチすることで症状が改善する可能性があります。
悩みや不安がある方は当院へご相談ください。
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お客様からのお喜びの声
仕事中に今までにない腰の痛みと腰~足先までの痺れに襲われた兵庫県姫路市からお越しのKさん
(坐骨神経痛による足の痛みや痺れに悩まされた立ち仕事の30代の女性)
本当に感謝しかありません…。
元々私は腰の痛みで悩んでおり、整体に通ったりしていました。
整体に通っている時は、施術後しばらくは腰の痛みや身体の怠さが少しましになっていましたが、少しすると再び元の痛みに戻ってしまうという生活でした。
そんな中、仕事をしていたら今までに無い程の痛みに加え、腰から足先までの痺れが出てきました。
その際、母親にカラダ理学ラボさんを勧められて神経系ストレッチと整体を受けることにしました。
思いきって施術を受けてみたら、施術自体はかなり痛いものもありましたが、施術後には腰から足先にかけてあった痺れや、腰自体の痛みが軽減されて日常生活でも普通に生活出来るようになり、本当に感謝しかありません。
腰痛→整体→腰痛→整体を繰り返していた兵庫県姫路市からお越しのNさん
(座っても立っても歩いても痛い腰痛で悩んでいたデスクワーカーの30代女性)
腰痛から解放されました!
腰の痛みって誰でもあって、当たり前に我慢するものだと思っていました。
腰痛が姿勢やストレスで悪化しても、マッサージや整体で一時的に緩和して、また痛みを繰り返す。正直、そういうものだと思っていました。
たまたま神経系ストレッチのことを知り、これならと思い、早速施術を受けにいってすぐに効果を実感できました。
今までにないくらい腰の痛みが楽になるのが分かり、長く座るのが辛くない。立つのも歩くのも辛くない。とても嬉しかったです!!
施術は痛いけど、良くなるのを感じられるのは貴重な場所だと思います。本気で治したい、と思う人はぜひ通ってみるといいですよ!!